大暑 末候

まさに、酷暑という言葉が当てはまる今年の夏でございます
「夏日」「真夏日」に加えて35度以上の「猛暑日」といわれる気象用語ができたのが2007年以降とか
網代を敷き、簾をかけ、襖や障子を葦戸に切り替え風通しよく温度湿度を調整しながら風鈴、団扇で涼を取った古の夏は少々風情がございます
土用餅、土用しじみ、丑の日の鰻、・・・夏負けしない様にと食べるものにも古来からの工夫がうかがわれます
土用にウナギを食べる習慣は江戸時代に平賀源内が広めた話はご周知のことと思われますが、万葉集にも「石麿にわれ物申す夏痩せに良しといふ物そ鰻取り食せ -大伴家持- 」と歌われているように万葉の時代から鰻は栄養価の高い食材として知られていたようでございます
懐石料理に於きましても、暑い夏にて滋味滋養、旬の素材はもちろんの事、食べやすい口当たり、見た目の涼しさなど心がけて献立を作っていきます
熱々にした「かも瓜のっぺい」にたっぷりの生姜・・・夏を元気に乗り切れる古典料理でございます
風流は生活に潤いをあたえてくれる潤滑油、心豊かに日々すごしたいものです・・・しかし毎日暑すぎる・・・もうすぐ立秋

 

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