菖蒲華《あやめはなさく》

地味な夏の旬魚「キュウセン」
夏が旬の魚で本名キュウセン、一般にはベラ、関西ではギザミと言われます。
縞のある赤いものは雌で小さく、使うのは緑色になった大きめの雄の方です(小さいうちは雌で大きくなると性転換するそうです)。
ヌルヌルとして骨も硬く扱いにくいのですが身は綺麗な白身で淡白な中にも味のある美味しい魚です、瀬戸内産のいい状態のものが梅雨明け時分からよく入荷されて参ります。

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生でのお造りもいけますが油とも相性が良く「南蛮漬」「天麩羅」などが定番料理でございます、一夜干しも酒の肴にお勧めいたします。

thumb_IMG_0117_1024小さい目におちょぼ口、大変可愛いい顔でございます。